4人家族の住宅ローンはいくらまで?手取りの目安と教育費ピークの盲点

住宅購入を考えたとき、今の収入でいくらまでの家を買っていいのかと悩みますよね。

無理なく返済していくための安全な目安は、「手取り年収の20%以内」に毎月のローン返済額を収めることです。 また、物件の価格全体としては「世帯年収の5〜6倍」に収まる範囲で探すのが、日々の生活に負担をかけすぎないラインだと言われています。

実は私も以前、お金の不安や見えない未来にストレスを抱えていました

現在、私は首都圏で妻と小学生の娘2人と暮らしながら、会社員として働いています。

共働きの家計を整え、約10年で6,700万円の金融資産を作ることができましたが、最初から計算が得意だったわけではありません。 家を買おうと考えた当時は、数千万円という借金を背負う重圧で、夜中にふと目が覚めてしまうこともありました。

もし自分が働けなくなったらどうなるのか、ボーナスが減ったら払えるのかといった、未来に対する見えない不安があったからです。 住宅ローンという大きな決断の前に、お金の先行きがわからない怖さを感じるお気持ちはとてもよくわかります。

一般的に言われている住宅ローンの目安と具体的な計算式

手取りの20%以内と年収倍率という2つのセオリー

さきほどお伝えした「手取りの20%以内」というルールは、返済負担率と呼ばれるとても有名な指標です。 具体的な金額を使って、ご自身の家計に当てはめて計算してみましょう。

例えば、額面の年収が600万円の場合、税金や保険料を引いた実際の手取り年収はおおよそ480万円になります。 この手取り480万円の20%は年間96万円となり、12ヶ月で割ると月々ちょうど8万円の返済額となります。

毎月8万円の返済額で、金利1.0%、35年ローンを組んだと仮定すると、借りられる金額の目安は約2,800万円という計算になります。 もし世帯年収が800万円(手取り約600万円)の共働き家庭であれば、月々10万円の返済となり、借入額の目安は約3,500万円前後となります。

メリットと、陥りやすい銀行審査の注意点

この20%ルールを守る最大のメリットは、住宅ローンの支払いに追われて日々の生活費や貯金が回らなくなるのを防げることです。 しかし、ここで多くの方がつまずきやすい、銀行の審査における大きな落とし穴があります。

銀行のローン審査では「額面年収の30〜35%」までお金を借りられることが多く、年収600万円の方なら4,000万円以上のローンが通ることも珍しくありません。 ですが、額面の30%以上ものお金を住宅ローンに回してしまうと、毎月の食費や将来の貯蓄に回すお金がほとんど残らなくなってしまいます。

銀行が貸してくれる金額はあくまで最大枠であり、私たちが余裕を持って返済できる金額とは全く別物であると認識することが大切です。

具体的な家計見て現状を理解する

目安だけでは危険!我が家が直面する教育費のピークという落とし穴

先ほどの「手取りの20%」という目安はとても役に立ちますが、それだけを信じて家を買うと後で苦労する可能性があります。 なぜなら、子どもが成長するにつれて、食費や習い事、そして最大の出費である教育費が大きく膨らんでいくからです。

我が家の場合、子供たちが高校・大学へと進学するタイミングが、ちょうど家計の負担のピークになります。 つまり、今が大丈夫だから、将来も大丈夫!と思ってはいけません。支出がかさむ時期は異なります。ピークとボトムでは支出に数百万円規模で差が発生します。

今の家賃と同じ支払い額だから大丈夫と思って余裕のないローンを組んでしまうと、10年後の教育費の波が来たときに、家計の貯金箱が空っぽになってしまいます。

子育て世代は、今の収入だけでなく10年後や15年後の出費の波もセットで考える必要があります。

我が家の収支と、日々の生活費を下げるムダ取りの仕組み化

こういった未来の出費の波に備えるため、「ムダ取り」の思考を、毎日の生活費の管理に応用しています。

例えば、職場には毎日必ず水筒とお弁当を持参し、晴れた日は自転車で通勤して交通費や外食費のムダを減らしています。 これらの習慣には特にストレスはありません。

自転車で通勤すれば運動になり、将来の医療費を削減するための予防になります。(そもそも、お金だけでなく、健康でいたい気持ちの方が大きい)。

水筒はおいしいものを飲みたい気持ちと節約のためです。毎日、コーヒーやお茶に数百円かけても、家からコーヒーを持って行く、会社の水を飲むという習慣でも満足度は変わらない、むしろ家から持っていくコーヒーの方が豆から挽いているのでおいしい。

弁当は、筋トレの効果を最大限にするために鶏むね肉の弁当を持っていっています。持参の場合は、タンパク質をたくさん摂取できて、自分の満足できる量を持っていけます。その副産物として節約につながります。弁当、飲み物代で1,000円/日ほどかかっている人が多いのではないでしょうか。その場合は、年間で25万円ほどになります。持参すればそれが半分以下になります。私は自転車通勤、弁当、水筒のおかげで、出社しても一度も財布に触らない日がほとんどです。

ふるさと納税も日用品や食費の足しになるものを優先的に選び、無理な我慢をせずに生活費を下げる仕組みを作りました。特に買い物で持ち運びが大変な、トイレットペーパー、ティッシュ、洗剤を中心に購入しています。贅沢は他でしたいので、ここでは生活必需品に限定しています。

毎朝4時に起きて筋トレをする習慣も、健康を維持して医療費を抑え、長く働くための自分への投資として続けています。 こうして浮いたお金を自動的に積立に回すことで、大好きなFC東京の応援を楽しみながらも、将来に向けた強固な土台を作っています。

数字の見える化とシミュレーターの活用方法

計算してわかった、長期視点を持つことの重要性

漠然としたお金の不安を消すための最も効果的な方法は、今の収入や将来の教育費を、あなた自身がエクセルや表計算ソフトに打ち込んでみることです。

10年後、20年後の家計の推移をデータとして書き出してみると、「長女が大学に入る年は、一時的に貯金が減るな」といった具体的な波がわかります。 一時的に家計がマイナスになる時期が事前にわかっていれば、その年までにいくら別に準備しておけばいいか、具体的な対策を立てられます。

不安な気持ちのまま放置するのではなく、客観的なデータに変換することで、安心して毎日を過ごせるようになります。

複雑な計算は私が作った無料ツールに任せてください

とはいえ、住宅ローンの金利計算や、家族の年齢に合わせた教育費の推移を、ゼロからご自身で計算するのはとても大変な作業です。

そこで、私と同じように将来の家計に悩むパパ・ママのお役に立てるよう、必要な条件を入力するだけで未来が予測できるツールを開発しました。 現在の収入や希望する物件価格を入力していただければ、何年後にどれくらいの負担が来るのかがパッとグラフでわかります。

難しい計算プログラムは私が書いておきましたので、ぜひご自宅の状況を当てはめて、将来の家計をチェックしてみてください。

一人で悩むより、家計づくりのプロの地図を手に入れよう

自分で計算するのが不安な方へ

シミュレーターを使ってみたものの、ご自身で設定した生活費や教育費の金額が、本当にこれで合っているのかなと手が止まることもあると思います。 家を買うという経験は何度もするものではないため、入力した金額に自信が持てないのは当たり前のことです。

我が家も活用した第3者のFPに相談する本当の価値

より正確で安心できる未来の地図を作りたい場合は、ファイナンシャルプランナー(FP)の力を借りるのも賢い選択です。

その際、住宅メーカーや銀行の専属ではなく、特定のローンや保険の販売を目的としない独立系のFPを選ぶことがとても大切になります。 我が家も第三者のフラットな視点で見てもらうことで、自分たちでは気づけなかった家計のクセやリスクの偏りに気づくことができました。

プロのアドバイスをもとに安全な借入額を確定させれば、自信を持って希望の物件探しに進むことができます。

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住宅ローンと家計管理に関するよくある質問(FAQ)

Q1. 銀行の審査で「4,000万円まで借りられる」と言われました。満額借りても大丈夫でしょうか?

銀行が提示する借入可能額はあくまで計算上の最大枠であり、ご家庭が余裕を持って返せる金額とは大きく異なります。

銀行の審査では額面年収の30〜35%という高い割合で計算されるため、満額借りてしまうと毎月の食費や将来の貯蓄に回すお金が残りません。

日々の生活に負担をかけないためには、「手取り年収の20%以内」に毎月のローン返済額を収めるという基準を持つことが大切です。

Q2. 今の家賃と同じくらいの返済額なら、そのままローンを組んでも問題ないですか?

現在の家計で問題なく支払える金額であっても、10年後や15年後にやってくる教育費のピークをセットで確認することが不可欠です。

子どもが成長して高校や大学へ進学する時期は出費が膨らみ、支出が少ない時期と比べて数百万円規模の差が生まれます。

今の家賃と同額であっても、将来の支出の波を無料のシミュレーター等で事前に確認しておくことが、未来の安心につながります。

Q3. 将来のローン返済や教育費に向けて、何から家計の見直しを始めればいいですか?

毎日のお弁当や水筒の持参など、無理な我慢を伴わずに自動的にお金が残る「仕組み化」から始めるのが効果的です。

例えば、毎日のランチやコーヒーに1日1,000円を使っている場合、持参に切り替えるだけで年間で25万円ほどの出費を削ることができます。

ふるさと納税でトイレットペーパーなどの必需品をまかなうなど、ストレスなく自然と生活費が下がる習慣を作っていくことが強固な家計の土台になります。

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