会社という「壁」を越え、自由な海へ。資産6,500万円の「台」を積み上げた先に見えた景色

1. 会社という「壁」に囲まれた、井の中の蛙だった頃

かつての私は、会社という名の高い壁に囲まれた「井戸」の中で生きていました。 そこでは社内の評価が自分の人間としての価値のすべて。壁の向こうにどんな世界が広がっているのか、想像することすら忘れていました

「会社のために」と自分を追い詰めすぎた代償は、決して小さくありませんでした。心身のバランスを著しく欠き、自分を支えていた土台が崩れ去るような経験をしました。限界を迎えて初めて、私は自分がどれほど狭い世界で、自分を削り続けていたかに気づいたのです。当時は、その場所で耐えることだけが唯一の正解だと思い込んでいたのです。

2. 資産という「台」を使い、壁の外を覗き見た

しかし、絶望の中でコツコツと積み上げてきた資産が一定の高さに達したとき、劇的な変化が訪れました。私はその「資産という台」の上に乗ることで、ようやく壁の外を覗き見ることができたのです。

そこに広がっていたのは、無限に続く「海」の存在でした。 「会社という場所が世界のすべてではない」「別の生き方、別の時間の使い方が確かにある」 その景色を見た瞬間、私の人生の目的は「壁の中でうまく立ち回ること」から、「この壁を越え、広い海へ出発すること」へと変わりました。

3. 「夢」を「具体的な目標」に変えた出航計画

私は今、その台をさらに高く、強固なものにしています。これは単なる「いつか辞めたい」という夢ではなく、緻密に計算した「出航計画」です。

  • 資産1億円の到達: 1億円を5%で運用し、生まれる年間500万円の利回りをそのまま「貯蓄」へ回す。これにより、15年後には資産は2億円に成長し、人生における「最強のバックアップ」となります。もちろん、この金額に絶対的な正解はありません。ただ、私自身が心の底から「もう大丈夫だ」と確信できるライン。それが、私にとっては1億円という数字でした。
  • 副業を本業へ: 日々の生活費は、自分のペースで取り組む副業と、妻との無理のない仕事でカバーします。週5日のフルタイム勤務に縛られない、自由な働き方へのシフトです。

これもすべて、資産という「土台」があってこそ描ける未来です。 長年慣れ親しんだ組織を離れ、副業を本業に据える。それは大きな勇気がいる決断です。その最後の一押しをくれるのは、積み上げてきた資産という名の「確信」なのです。

4. 自分の人生の舵を、自分で握る心地よさ

壁の外を意識し始めてから、私の日常の選択は一変しました。 以前は「今後のため」と無理して参加していた、行きたくもない飲み会や2次会。今は、行きたいときだけ行き、そうでなければ断る。当たり前のことですが、自分の心に正直に、大切な時間を選べるようになりました。

皮肉なことに、「いつでも壁の外へ行ける」という余裕が、本業にも劇的な好循環をもたらしました。 視野が広がったことで、目先の評価に惑わされない冷静な判断が可能になり、副業で磨いた多角的な視点を還元することで、一度は見失っていた本業での目標を再定義できたのです。

自分の進むべき「航路」が定まったことで、キャリア面談でも、自分の意志を明確に伝えられるようになりました。 今では、自分の目標に必要な研修を自ら選んで受講するなど、会社というプラットフォームを自分の成長のために「使いこなす」というポジティブな攻めの姿勢に変わっています。

5. まとめ:あなたも、自分だけの「台」を積み上げませんか?

壁に囲まれ、空しか見えない場所にいるのは、本当に息苦しいものです。でも、あなたが今日貯めた1万円、今日学んだスキルは、すべて「壁の外を見るための台」のレンガ一枚になります。

私は今、資産と副業という台を積み上げ、塀を越えて海へ出発しようとしています。ただ、この台を高く強固にするには、闇雲に積むのではなく、あなたの家計に合った「設計図」が必要です。 あなたも、まずは自分だけの「設計図」を描くことから始めませんか? それが、壁を越えるための最初で最大の近道です。

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3. よくある質問(FAQ)

Q:資産6,500万円あっても、まだ「今すぐ辞める」とはならないのですか?

A:はい。私にとって資産形成は「逃げ」ではなく「自由な航海への準備」です。1億円という盤石なバックアップを作り、利回りを複利で増やしながら、自分の好きな仕事で支出をカバーする。この「盤石な体制」を整えるプロセス自体が、今の私のモチベーションになっています。

Q:以前、体調を崩された経験を書かれていますが、公開することに抵抗はありませんでしたか?

A: 具体的な病名は伏せていますが、あえて「限界を迎えたこと」を書いたのは、それが私にとっての大きな転換点だったからです。組織で自分を削り続けている方に、「自分を壊してまで守るべき壁はない」というメッセージを伝えたかった。それが資産形成という具体的な行動に繋がった実体験こそが、このブログの原点です。

Q:行きたくない飲み会を断ることで、本業に支障はありませんか?

A:不思議なことに、支障はありません。むしろ、自分の時間を大切にすることで集中力が高まり、副業で得た多角的な視点が仕事に活きています。「媚びる必要がない」という強さは、結果的に質の高い仕事を生んでいます。

Q:1億円の利回りを生活費に使わず、貯金に回す理由は?

A:さらなる複利の効果(15年後に2億円など)を狙うため、そして「働かなくても生きていける」という状態を維持したまま、「あえて働く」という贅沢を味わうためです。これが私にとっての究極の精神安定剤になります。

Q:何から始めればいいか分かりません。

A: まずは「現状の把握」です。今の資産、負債、そして将来の目標(海)を明確にすること。一人で考えるのが難しければ、FPなどの専門家に壁打ち相手になってもらうのが一番早いです。私自身も、第三者の視点を入れることで多くの気づきを得ました。

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